2018-11-27 第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
先ほど申し上げたことの繰り返しになって恐縮ですが、個別指導、その個別指導も、集団的個別指導でありますとか新規個別指導でありますとか、そういうこともやってございますし、それと併せて、さらに不正や著しい不当が疑われる場合には監査ということでやっていて、それぞれの趣旨、目的に応じて実施するということでやっているところでございます。
先ほど申し上げたことの繰り返しになって恐縮ですが、個別指導、その個別指導も、集団的個別指導でありますとか新規個別指導でありますとか、そういうこともやってございますし、それと併せて、さらに不正や著しい不当が疑われる場合には監査ということでやっていて、それぞれの趣旨、目的に応じて実施するということでやっているところでございます。
○政府参考人(樽見英樹君) 今申し上げたとおり、集団的個別指導あるいは個別指導、監査、新個別指導、いろいろやっておりますけれども、こうした指導について、各地方厚生局、厚生支局に対しまして適切な実施ということで流しているところでございますし、引き続いて働きかけていきたいと思います。
○政府参考人(樽見英樹君) 保険医療機関に対します指導監査でございますけれども、保険診療の質的向上と適正化を図るということを目的として実施しているところでございまして、まず、いわゆるレセプト、診療報酬明細書の一件当たりの平均点数が高額な保険医療機関等を対象といたしまして集団的個別指導というものをやっています。
○鈴木政府参考人 集団的個別指導の選定基準についてお尋ねがございました。 これにつきましては、対象となる保険医療機関の選定に当たって、中医協の議論を踏まえて、恣意的にならないように公平で客観的な指標として、診療報酬明細書、いわゆるレセプトの一件当たりの平均点数が高いことを基準にしております。
○堀内(照)委員 それから、集団的個別指導の選定基準、高点数ということになっているんですが、高点数だから悪いのかと私は思うんです。必要な医療を提供した結果、高点数になるということはあり得るわけであって、高点数だから悪い、何かそんな認識なのかと思うわけですね。この高点数を選定基準にすることをやはりやめるべきだと思うんですが、いかがでしょうか。
もう一方で、集団的個別指導を実施した後、対象医療機関に対しては、どこが悪くてどうだったかという改善通知書等による改善項目の指摘がないんです。ただ、翌年には改善していなければ翌々年には個別指導になりますよと。何を改善したらいいのかということは非常に、ただただ保険点数の平均を下げるということであれば、国民に良質な歯科医療の提供なんかこれはできません。
集団的個別指導、いわゆる指導についてお尋ねしたいと思います。 何度も提案もさせていただきました。そして、大臣からも大変有り難い御答弁を度々いただいたと思います。平成七年からもう二十年以上たっていて、いわゆる平均点数、高いということだけで個別に呼ばれていくと。高齢のドクターもいます。大変健康寿命は長くなっていますので、元気な先生方たくさんいます。当然、患者さんの診る数は少ない。
○政府参考人(唐澤剛君) この指導大綱につきましては、先生も御承知のように、保険医療機関、保険医等に関する指導ということで、集団的個別指導、それから個別指導がありまして、そして監査、必要だったらですね、というような流れになるということで、これまで指導大綱に従いまして実施をしているところでございます。
先生から御指摘いただきましたように、これは平成七年に中央社会保険医療協議会で議論を行いまして制定をされたものでございますけれども、非常に長い期間が経過をしておりまして、そして、特に先生先ほど触れていただきましたような集団的個別指導の在り方とかあるいは個別指導の問題、こうした問題について医療関係団体を始めといたしまして様々な御意見をいただいているところでございます。
それに当たって、ちょっとその前に一つ質問したいのは、この集団的個別指導というのは高点数を基準としているんですが、いわゆる一件当たりの高点数が高いということに基準とした理由は何でしょうか。
今日は、集団的個別指導について限定してお尋ねしたいと思うんですが、いわゆる指導大綱の見直しというのは、平成八年に四十一年ぶりに改定しました。
○政府参考人(唐澤剛君) こちらも高点数で指導から二年経過後にまた集団的個別指導の対象になるというようなことが出てくるわけでございまして、現在のルールではこういう客観的な基準で対象の医療機関を決めているわけでございますが、同じところが当たりがちになるという御指摘をいただいていることも事実でございます。
特に、集団的個別指導についての趣旨は、指導対象者となる高点医療保険医に対して教育的観点から指導を実施し、医療保険に対する理解を一層深めることを主眼として行うということでございます。しかしながら、その高点数を理由というところに大変問題があるのではないか、そういうことにおいて集団的個別指導が行われるということに問題があるのではないかというふうに常々感じておりました。
ただいま監査の件を取り上げられましたけれども、指導、監査、指導を含めまして全体のシステムを申し上げますと、簡単に申し上げますが、基本的には集団的個別指導というような形で、一定の対象にまず指導いたします。それとは別個に、さまざまな情報提供やらあるいは業務の過程で知り得たことから、一定のいわば調査、指導する必要性があるものを絞り込みまして、個別指導というのを実施いたします。
次に、最近、三月十八日、厚生省の保険局の医療課長による通知、集団的個別指導が個別指導優先の方に変更されてきているということでありますけれども、この理由につきましてお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 集団的個別指導というのもそれほどまだ長く行われていないんじゃないかと思うんですけれども、途中でそういうふうに方向が変わってきた、厳しく指導あるいは監査をしていくというような方針なのかなということで、そのように考えてしまうわけであります。
○政府委員(高木俊明君) 優先させてというのは、何か集団的個別指導の方を後回しにしてというふうな受けとめ方をされているとすればそうではありませんで、これについてはやはり両方とも力を入れてやっていただくということが基本であります。ただ、数の問題等がございますから、集団的個別指導よりも個別指導の方にやはりそういった意味では力を注ぐという意味でございます。
それで、九五年十二月に新しい指導大綱、監査要綱を改定しまして、これでは集団的個別指導という制度が導入されましたが、本年度からこの要綱、大綱に基づく集団的個別指導をやめて従来の個別指導に変えるということを通知しております。この指導大綱の内容と全く変わって昔に戻るということであればこの指導大綱そのものを変更しなきゃならないわけですけれども、一片の課長通知で今度またもとに戻るという問題があります。
したがって、それぞれ医療機関において適正な診療をなされた上でそういうケースがありますし、そういった意味では、これは集団的個別指導という、何か非常に奇妙な呼び方で言っておるのですが、基本的にはやはり保険診療でございますから、保険のルールなり、そういったものに対する御理解を賜るというような趣旨で進めているものであります。
指導があるんじゃないか、それが大変不幸な事態を招いていることにもつながっているんじゃないかという、そういう指摘もございましたので、今回の見直しにおきましては、ただすぐに個別指導に入るのではなくて、そういう個別指導に入る前にいわば保険のルールをよく知ってもらうという、私ども教育的観点という生意気なことを言っておりますが、よくルールを知ってもらうという、そういうことを念頭に置いた、私どもの用語では集団的個別指導